右:金井様

左:株式会社アサイン シニアエージェント 小林 真莉奈

地方都市の大手百貨店業界からキャリアをスタートした金井様。前のめりな姿勢と人軸の行動力から若くして活躍されていました。

よりスピーディーなキャリアパスを求めて転職を決意。担当エージェントとの面談を重ね、営業未経験ながら初めは視野にも入っていなかった人材業界の法人営業での入社を決めた理由とは。

担当エージェントである小林とともに並走して捉えた、自身の強みが生きる業界の選定や面接対策の過程、そして転職後の今後の目標についてお聞きしました。

明確な目標を持ってスタートしたキャリア

── まず新卒で地方の百貨店業界を選んだ理由を教えてください。

地域へ貢献しているという点や、私自身催事が好きだったからです。地元でもある東海地方で、催事において一番大きな実績があった会社だったので自分も魅力的な催事を企画したいという想いから入社を決意しました。

── 自分のルーツのある土地で、催事の企画をしたいという明確な目標があったのですね。入社してからは2年目という速さで本社異動となったとのことですが、キャリアフローを理由と一緒に教えてください。

1年目は、地方の店舗配属で主に食料品の接客販売をしていました。2年目では本社の食品の広報部門の統括グループへ異動となり、予算策定や店舗のスタッフの方々の管理をするようになりました。当初から自分が将来的には大きな催事企画を主導したいと上に伝えており、前向きに取り組んでいた部分やポテンシャルの部分が評価されて、期待を込めての異動だったと考えています。

── そのような環境で、転職を考えたきっかけは何でしたか。

1社目はどうしてもキャリアステップに6,7年かかってしまうという点が課題でした。20代の早い段階でマネジメントをしたいと考えていたので、決断をするなら今かと思い、早い段階でしたが転職を決意しました。

転職活動当初は思いもしていなかった業界へのチャレンジ

── いざ転職を始めるにあたり、エージェントに対して期待していたことや知りたい情報は具体的にありましたか。

自分の興味の範囲でしか業界知識もない状況だったので、エージェントの方を通すと、自分が全く知らない業界や職種、企業について様々に提案していただける機会が刺激的でした。さらに選考を進めていく中で、自分にカスタマイズされたアドバイスがもらえるという点は期待していたポイントでした。

── 実際に未経験の業界の紹介やアドバイスという点ではいかがでしたか。

小林さんは面談を通して自分が不安に思っていた部分、例えば自分の性格や向いている業界などのアドバイスを親身になってしてくれたので、不安が解消されました。前職は百貨店という小売だったので異業種への転職に不安はあったものの、自分のやりたいことや興味がある業界を見つけるお手伝いをしてもらえたことは感謝しています。さらに自分が全く知らなかった人材業界についても詳しく説明していただき、自分に合っていると推してくださったことで興味に繋がり、魅力を感じたので最終的に人材業界に絞っていきました。

── チャレンジ精神が豊富な金井さんは目に見えてやりがいを感じやすくキャリアの幅が広がる営業職が合うのではないかと考えていたことと、人に寄り添う気持ちの強さを感じて人材業界をおすすめしたことを覚えています。

初めは人材業界の知識もなかったので、候補にも入っていなかったものの、詳しい業界、企業の提案をしてもらううちに業界自体についても深く理解していき、自分でもやってみたいという思いが強くなりました。さらに、実際に自分が候補者として転職に不安を感じながらエージェントの方と対峙する立場になり、仕事に対する悩みを抱えている方々と同じ経験をしたからこそ、自分もそのような人の手助けをしたいと思い、より人材業界に興味を持つようになりました。

不安から一転。モチベーション高く本番に挑めた面接対策

── 面接対策を通して、不安だったことや大変だったことはありましたか。

やはり中途であると仕事をしながら転職活動を進めることとなり、時間もなくなかなか1社1社の選考にかける時間が取りづらいことは大変でした。そのような中で小林さんが選考を受ける企業の情報や面接対策をとても密にしてくださりました。エージェントを通して転職をしていてよかったと感じるポイントの一つです。

── ありがとうございます。お忙しく仕事をされている中でも、出勤する前の時間や出勤後に面談の時間を取ってくれていて、特に私が伝えたことを熱心にメモしてくださっていたことが印象的でした。そのメモを面接前の電車の中でも見るようにしてくださっていたりと、本気で臨んでくださっていると感じていた分、私自身も本気でぶつかっていた感覚があります。

初めは未経験ということもあり、自分には営業ができるのかという悩みもありましたが、面接対策を通して最終的には自分自身が「やってやる」という気持ちで面接でもしっかり受け答えができるほどになるまで心境の変化がありました。面接を重ねていくうちに、覚悟と自信がついてきたのかもしれません。

── ありがとうございます。最終的に入社の意思決定をされた企業は当時200人程の規模感で、前職と比較すると環境も大きく異なりますよね。そこで意思決定できた理由や判断軸はありましたか。

自分自身がキャリアアップをしたいと思って転職を決めたので、これから成長していく会社の一員になる、自分もこの会社を大きくしていくという意気込みを持って入社を決意しました。やはり未経験であったため、営業職にはノルマなどの不安は多少ありましたが、今から新しいスタートをするというマインドが大きく、前向きな気持ちでした。

人に寄り添った結果が評価に繋がる成長環境

── それでは、改めて現職でのお話を伺います。現在担われている業務を簡単に教えてください。

主に新卒の学生さんの採用のサポートを行っています。私自身は法人の営業を担当しており、新規の企業を開拓して学生さんを動員し、内定承諾まで並走していくことが主な業務です。前職では企業の方とのやり取りが多くはなかったため、新規の企業の方々を相手に営業、提案していくことに初めは戸惑いがありましたが、現場で実際経験を積んでいくことで感覚を掴めるようになりました。

── 契約獲得数も短期間で積み上げられていると伺いました。実際に人材業界に入ってみて、自分の価値観に合っていると感じることも多いですか。

誰かのために何かをすることが好きなので、実際に学生さんのためにより良い企業と契約をしよう、さらに企業の採用課題を見つけて助けになろうという気持ちがモチベーションになっているので、改めて人材業界に入って良かった、合っていたと感じます。

── 大手企業の前職とベンチャー企業の現職を比較した時に、今の会社に入って感じるやりがいやベンチャー企業のメリットだと思う部分を教えてください。

大手企業には安定さ、安心さは感じますが、やはりベンチャー企業では若手から裁量権があるので、自発的な行動が求められる環境です。自分自身もより行動力がついてきていることを実感しますし、成長を肌で感じられることはメリットだと思います。

── そのような成長環境の中で、今後どのようなことにチャレンジをしていきたいですか。

今後はより大きくなっていく予算の達成を目指しながら、学生さんと企業の方々どちらにも寄り添って両者にとってより良い架け橋となりたいと思います。

── 役職ではそのようなキャリアプランを考えていますか。

前職の頃からマネジメント職に就きたいと思っていましたが、直近は次のポジションであるサブマネージャーになりたいと思っています。今サブマネージャーの方々は入社3年目から5年目ではありますが、実力主義ではあるので、早期に実績を作ることが今の課題です。可能であれば最短で3年でなれるように頑張っていきます。

── いいですね。今、働かれている中でのモチベーションはどのような点が大きいですか。

周りの方々が自分を評価してくれているという点はモチベーションに繋がっています。また、目に見えて結果が出ることも大きいと感じます。評価される方が、今自分がどれだけ頑張れているか、どのような状況で何ができているかが第三者視点で明確に分かるので、やりがいを強く感じています。

── ありがとうございます。持ち前の人のためを想う行動力とチャレンジ精神を活かして、今後もぜひ活躍してください。



小林 真莉奈|Marina Kobayashi

シニアエージェント

大学卒業後、国内トップシェアの大手インテリアメーカーに入社。
法人向けの企画営業職に従事し、顧客ニーズの分析から空間づくりの企画提案まで一貫して経験。
その後、広報戦略プロジェクトの主要メンバーとして、ブランドシェア拡大をミッションにマーケティング戦略の立案から実行までリード。
アサインに参画後は、営業・販売経験者を中心に若手ハイエンド層に特化したキャリアアップ支援に従事。