左:石川様

右:株式会社アサイン シニアエージェント 稲葉 譲


大学卒業後、食肉業界の大手販売会社に入社した石川さん。中部地方のエリアに配属され、名古屋を中心に スーパーや量販店、小売店への法人営業を担当していたそうです。

しかし、自身の成長を感じられず、環境を変えたいと考えるようになり、転職を決意したと言います。転職活動でアサインにお任せいただいた理由や、現職での活躍などを中心にお話をお聞きしました。

食品業界から転職を考えるようになったきっかけ

── 新卒で食肉業界の大手販売会社に就職された背景から伺えますか。

私自身、学生時代は部活動で常に実績や成長を求めて行動していたので、就職活動の際は「自身の成長」を軸としていました。
そして、社会を知るためや、自分の基盤を作り上げるために、営業職を志望しました。
中でも、自社で製造したものを自分で販売したいという思いから、最も身近な食品メーカーを選定しました。

── ありがとうございます。では、前職での主な業務内容も伺えますか。

業務内容としては、スーパーや量販店、小売店への法人営業です。
中部地方のエリアに配属されたので、主に愛知県内のローカルスーパーや、小売店、量販店にルート営業という形で外回りをしていました。

── その中で、やりがいを感じていたポイントはどのようなところでしたか。

やはり、自分で担当した商品が店に並べられた時や、お客様に商品の魅力を伝えることができ、売り場のコーナーを作っていただけた時です。
実際に自分の実績が目に見えるということが、やりがいに繋がっていました。

── やりがいを感じられていた中で、なぜ転職をしようと思ったのですか。

理由としては大きく2つあります。
1つ目は、慣れから自分自身の成長を感じられなくなったこと
2つ目は、より広い視野を持って食品業界以外の業界ともっと関わっていきたいと考えるようになったことです。
転職に踏み切った決め手は、環境を変えないと自分自身が変われないと思ったことです。

エージェント探しに難航。アサインに任せたいと思った理由とは

── 転職開始当初からエージェントは利用していましたか。

当初は複数のエージェントを利用していましたが、稲葉さんと初めてお話をした際は自己応募を中心にしていました。

本音では、自己応募ではなくエージェントを利用したいと思っていました。
しかし、自分の職種に合っているエージェントがどこなのかわからず、迷っていました。

実際、他社エージェントを利用して内定をいただいた企業様もあったのですが、やはり妥協したくない気持ちがあり、リセットという意味も込めてエージェントの利用をやめました。

そのため、口コミサイトを見ながら、自分でエージェントを探したり、気になる求人があれば自己応募したりを繰り返していました。
正直、路頭に迷っていて、当時はかなり闇雲にやっていた部分がありました。

── その中で、なぜ私に転職活動の支援を任せていただけたのでしょうか。

当時は様々なエージェントや媒体から連絡が来ている状態でした。
実際、レスポンスの遅いエージェントとやりとりをすることも多く、エージェント全体に対しての信頼が薄かったです。

その一方で、稲葉さんとの面談では、直近の状況や入社したい時期などの話をかなり具体的にヒアリングいただき、さらに何回もお電話いただいたというところが印象深く、信頼に繋がりました。

転職活動を通しての過去の経験を棚卸し

── 弊社の支援スタイルは、学生時代などの過去の話から価値観を深掘るという特徴を持っていますが、その部分はいかがでしたか。

非常に良かったと思います。学生時代の深掘りができたことで、改めて部活動の経験が、仕事の軸になっていると気づきました。
仕事と部活動で内容は異なりますが、やりたいことや目的というところでは通じる部分があると感じました。

特に大学時代は、体育会の部活動で日本上位を目指していました。
そこでキャプテンとして人を動かし、自分も結果を出して、さらに周りも結果を出して組織が強くなっていくのを日々実感していました。
その経験から、仕事においてもリーダー職としてポジションに立って強い組織を作り、社会に貢献したいという気持ちがあるのだと気づきました。

── 新たな気づきがあったとのことで良かったです。最終的には2社で悩まれたと思いますが、現職に意思決定をされた決め手はございましたか。

自分自身の成長が見込めると感じたことです。
今後の自分の可能性を広めるためにも、様々な事業を展開しており、自分の可能性を広げることができるという点に魅力を感じました。
また、会社のパーパスやビジョンの体現に向けて、社員全員の方向性が一緒だということもありました。

大手人材会社での挑戦。今後のキャリアビジョンとは

── 現職の主な業務内容についても教えていただけますか。

求人広告の媒体と、ダイレクトリクルーティングの案内や提案を担当しています。新規の架電から始まり、アポ取り、商談、そして訪問やインタビューの実施が主な業務内容です。

── 実際に働いてみていかがですか。

仕事にスピード感があり、毎日刺激を受けています。

前職はルートセールスで既存のクライアントが多かったのですが、現職では新規のクライアントや新業界にアプローチすることもあります。
新規クライアントへの架電など、知識のレベルやスキルも求められるので、まだ慣れない部分が多いのですが、これからの伸びしろだと思うので、日々前向きに取り組んでいます。

── 業務の中で、魅力ややりがいを感じる部分はございますか。

お客様に愛を持って接することができる点です。
現職では、採用成功や媒体を使ってもらうことをゴールとはしていません。
求職者が入社した後の活躍や定着化に念頭を置いているので、伴走するというイメージがあります。
ただ売るだけではなくて、自分たちの考え方を持った上で媒体の魅力を伝えることができるという点が、この会社に入社してよかったと思うところです。

また、自分たちのパーパスやビジョンを持ち、皆方向性が同じであるという点も魅力だと感じています。
新入社員も、自分の人生のパーパスと会社のパーパスを照らし合わせ、どこに共通点があって入社をしたのか、どのような想い持って働いているのか、を言語化しています。
自分が1年目だったときにはそのようなことはできていなかったので、日々刺激を受けています。

── 非常に良い環境ですね。では、数年後の在りたい姿についてどのように考えていますか。

キックオフなど表彰される機会が多い会社なので、まずはそこを目指して、現在の求人広告の販売で圧倒的な実績を出したいと思っています。
将来的には、せっかく色々な事業を展開している会社に入社したので、他の事業部にもチャレンジをして自分の可能性をさらに広げていきたいと思っています。
その上で、グループとして自分の組織をまとめて強くし、会社に貢献することが目標です。




稲葉 譲|Yuzuru Inaba

シニアエージェント

大学卒業後、グローバルメーカーの営業職としてキャリアをスタート。
サプライチェーン全体を巻き込んだビジネススキームを考案し、新たな収益モデルの構築に成功。
その後、大型案件の受注からプロジェクトマネジメントまで一貫してリード。
株式会社アサインに参画後は、業界・職種をまたいだキャリアチェンジを得意とし、若手ハイエンド層に特化したキャリア支援に従事。