人事から大手人材企業の営業職へ。「地方創生」という夢を叶えるために逆算で掴んだキャリア

右：堀内様

左： 株式会社アサイン シニアエージェント 　 越川 潤也

大学卒業後、「生まれ育ったまちへの貢献がしたい」という思いから、地元の大手企業に入社された堀内さん。人事職として社内の業務円滑化や新人育成にも打ち込んでいらっしゃいました。しかし、改めて自身の将来を見つめ直し、夢の実現に向けて一歩踏み出すことを決意。

将来像の実現のために必要なスキルを分解し、理想のキャリアを描きながら臨んだ転職活動。担当エージェントの越川が、転職活動の経緯や、今後の展望について幅広く伺いました。

大手企業の人事として邁進する日々。夢の実現のために考えた転職活動

── 前職に入社を決めた背景を教えてください。

1社目は地元が本当に大好きだったので、長野に貢献できる会社というのを軸に考えていて。そのなかで地元への影響力があり、規模も大きい会社であったという点から現職を選びました。

── 前職での主なミッションや業務内容について教えてください。

入社時より、人事部にて人員配置や各種人員資料の作成、契約社員の労働契約書作成等、人事制度を中心とした社内の業務円滑化に従事していました。加えて入社式や創立記念式典といった社内イベントも起案から運営まで幅広く担当し、新任者や後輩2名の育成にも携わっていました。

── 人事労務をメインに幅広い業務に携わられていたのですね。そのような中、なぜ転職を考えられたのですか。

もともと転職という選択肢は考えてはいました。ただあらためて将来自分がやりたいことを、何歳までに実現するかという部分も含めて具体的に考えた際に、逆算して自分に今足りないスキルを身につけなければならないと思ったのが一番大きな理由です。

── 理想の将来像への道筋を考えられたのがきっかけだったのですね。複数エージェントを使っていたかと思いますが、なぜ私にキャリアを任せていただけたのでしょうか。

私にとって将来像はとても大切であった一方で、人生や長期の目標まで見据えて転職相談に乗ってくれるエージェントというのはなかなかいなかったんです。そんな中、越川さんは私の目標を達成するためにはどうやって実現していけばいいのかを親身になって聞いてくださいました。いろいろな選択肢や道筋を提示してもらい、自分の中で新しい価値観や気づきも多く生まれたことから、是非この人にサポートをお願いしたいと思いました。

スピード感と成長環境を求めて。徹底した面接対策のもと掴んだ内定

── もともと受けていた会社は、コンサル系が多かったと思いますが、途中から営業職への意向が変わっていった印象がありました。あれはどのようなお気持ちの変化だったのでしょうか。

最初は将来の経営者としての視点を持つためにコンサルがいいのではないかと思っていました。しかし、それよりももう少し基礎的なコミュニケーションスキルなどが必要だと感じて、営業職に方向転換しました。面談を通して、目標達成に必要なスキルを分解できたことが、新しい選択肢を見つけるきっかけになったと思います。

── 転職活動中は、他の会社も受けられていたと思いますが、最終的に現職を選ばれた決め手は何だったのでしょうか?

理由は大きく2つあります。1つ目は、スピード感をもって成長できる環境が整っている点です。自身の将来像の実現に向けて、30歳までは明確なスキルを獲得する期間と捉えていました。そう考えた際に、早期から裁量をもって働くことができ、一つ一つの業務についても常にスピード感のある対応を求められるカルチャーに強い魅力を感じました。 2つ目は、社員の成長意欲の高さです。自立心が強く、熱量の高い社員が圧倒的に多いと感じました。それぞれが自らの夢の為に邁進している姿にとても刺激を受けましたし、自身もそのような環境に身を置いて、熱量高く働きたいと思ったことが最終的に現職を選んだ理由です。

── 面接対策で練習したことは、実際の面接で役に立ちましたか?

越川さんと一緒に想定質問に対する回答を練習したことが、本当に役に立ちました。一次面接で言えなかったことは、必ず次の面接までにフィードバックをもらって回答を用意しておく、という形で練習を重ねました。おかげで、面接では練習通りに話すことができました。他社の面接でも同じような質問があったので、対策は大いに役立ったと思います。

キャリアチェンジを経て得た刺激と学び。新たに見えた「夢」へのアプローチ

── 入社してまだ1ヶ月ですが、営業職の印象はいかがですか? やりがいや難しさを感じる部分はありますか?

営業職は今までと180度違う仕事内容なので、最初は戸惑いましたが、今は強くやりがい感じています。自分で考えて行動するので、常に頭を動かしている感じがあって、そこに強い成長実感があります。難しさでいうと、新規のアポイントを取ることはやはり大変ですね。ただ、どうしたらお客様に自社サービスに興味を持っていただけるか、受け入れてもらえるかを考えてPDCAを回す作業は難しくも楽しいです。先輩方がお客様の性格に合わせて営業スタイルを変えているのを見ると、すごいなと尊敬の念を抱きますし「自分もこんな営業マンになりたい」というモチベーションにも繋がります。新たな挑戦なので試行錯誤の毎日ですが、それがまた面白いなと感じています。

── 今後のキャリアについてはどのようにお考えですか?

将来的には生まれ育った長野県の地域創生に関わる仕事がしたいと考えていますが、そこに至るアプローチ方法は様々あると気づきました。現在の環境には様々な夢を持った人たちがいるので、視野を広げていろんな選択肢を残していきたいですね。

── 最後に、今の率直な気持ちをお聞かせください。

今の環境を掴めて本当によかったと思います。周囲の成長意欲の高さに刺激を受けていますし、お客様のために何ができるかを常に考える姿勢に感銘を受けています。もちろん地域創生に携わりたいという夢は変わりませんが、今はまず組織の一員として、与えられた仕事に全力で取り組みたいと考えています。その中で多くのことを学び、自身の夢の実現に向けて、さらなる成長を遂げられるよう頑張りたいと思っています。

── 素晴らしい心意気ですね。私としても堀内さんのキャリア実現に向け、今後も全力で伴走させていただきます。本日は貴重なお話をありがとうございました。